楪 さやか 27歳
日時:2025年07月13日(Sun)
タイトル:君を叩いた
体のどこかで、音が鳴っていた。
それは鼓動じゃなく
もっと低くて湿った、弦の音。
ひと撥ねごとに、
肌の奥がびくりと反応する。
やさしく爪弾かれるのとは違う。
「跳ね返り」が、こちらの熱を暴く。
リズムを刻むたび
恥ずかしさがリバーブする。
感じるまいとしたところが一番、鳴る。
スラップ─
撫でるのではなく、“叩いて響かせる”技。
優しさのふりをして
音の奥に衝動を隠してる。
だから私も、そっと教えてあげたい。
指で奏でるんじゃない。
君が“鳴ってしまう”場所を、叩いてやるのさ
身体が奏でた今夜の音は
きっと、君しか知らないフレーズになる。
おやすみ─
明日もまた、いいリズムで。
*•𝒮𝒜𝒴𝒜𝒦𝒜.•*
それは鼓動じゃなく
もっと低くて湿った、弦の音。
ひと撥ねごとに、
肌の奥がびくりと反応する。
やさしく爪弾かれるのとは違う。
「跳ね返り」が、こちらの熱を暴く。
リズムを刻むたび
恥ずかしさがリバーブする。
感じるまいとしたところが一番、鳴る。
スラップ─
撫でるのではなく、“叩いて響かせる”技。
優しさのふりをして
音の奥に衝動を隠してる。
だから私も、そっと教えてあげたい。
指で奏でるんじゃない。
君が“鳴ってしまう”場所を、叩いてやるのさ
身体が奏でた今夜の音は
きっと、君しか知らないフレーズになる。
おやすみ─
明日もまた、いいリズムで。
*•𝒮𝒜𝒴𝒜𝒦𝒜.•*